隠れた機能を引き出す……Finder
「終了メニュー」の追加:
他のアプリケーションと違い、単体の状態では唯一「終了」コマンドがメニューに存在しない「Finder」。まれにファイルハンドリングのタイミングでハングアップすることもある Finder を、強制終了コマンドを使用することなく、終了することが可能になります。
「不可視ファイル」の表示:
標準では、OS のシステム側で管理しているファイルの多くは、ユーザ側には見えない設定がなされていますが、『Xupport』で設定すれば、不可視ファイルを含む全てのファイルを Finder 上で表示させることが可能になります。 (しかし、不可視ファイルの多くはシステムが必要あって保護しているファイルですので、取り扱いには充分に注意してください)
隠れた機能を引き出す……Dock
表示置の制御:
OS 標準の画面右、左、下以外に「上」をサポートできるほか、標準状態では中央揃えとなる Dock の整列設定を「開始位置」「終了位置」に設定することにより、画面の角に寄せることが可能となります。
隠しているアプリケーションを透明アイコンで表示:
アプリケーションメニューから「隠す」を選択(もしくは「コマンド+H」)し、アプリケーションに関連するウインドウをすべて一時的に見えない状態にしている場合、そのアプリケーションの Dock 内のアイコンも半透明に表示することが可能になります。
隠れた機能を引き出す……Expose
ファンクションキーやコーナーアクションを利用し、開いているウインドウを効率的に操作できる、Panther からの新機能 Expose。標準状態でも非常に便利で大人気の機能ですが、Xupport を使えばまた一味違った機能を追加できます。
Blob を表示:
画面右上に、Expose を実行できる半透明なボタンを表示します。
有効なコーナーを表示:
コーナーに Expose を設定している場合、有効なコーナーにマーキングします。
デスクトップ・ボックス:
「デスクトップを表示」する Expose の動きを、ウインドウをサイドへ片づける従来の動きではなく、デスクトップの縮小版ウインドウに片づける方式に変更できます。
機動可能なボリュームのバックアップ
実行中の OS の起動可能なボリュームのバックアップ機能を搭載しています。オプションを選択して「開始」ボタンをクリックするだけです。

ネットワーク環境の制御と最適化機能
各種ファイル共有のポート制御の他、ブロードバンドインターネットをより速くできる最適化スクリプトを搭載。いわゆる市販のネットワーク最適化ソフトと同等の制御が可能です。その他 Xupport インタフェースから直接 DHCP サーバに新しい IP を 要求したり、Firewall 機能を ipfw オプションを使って拡張することも可能です。

その他の機能
- ディスクのジャーナルのオンオフが Xupport インタフェースより可能
- 電源アダプタ接続時とバッテリー電源接続時のスリープ設定が Xupport インタフェースより可能
- アクセス権や最適化のメンテナンススクリプトの実行制御、キャッシュの消去
- 不可視ファイルも含めた閲覧が可能なファイルブラウザを搭載
- より Mac を高速に処理させるための Swap領域設定と削除が可能
- 他のユーザのゴミ箱の中身も管理者権限で削除が可能。'.DS_Store'ファイルや、ログファイルの消去機能も搭載
システム要項
■対応 OS:
Mac OS X 10.2以降(Mac OS X 10.3 対応)
■必要ハードディスク容量:
50MB 以上の空き HD
■必要メモリ:
128MB 以上の RAM
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