■ 動作環境
●Windows 10 Fall Creators Update (バージョン1709) 32bit/64bit ●Windows 8.1 Update 32bit/64bit ●Windows 7 SP1 32bit/64bit ※Windows 10のCreators UpdateやAnniversary Update、Windows 8をご利用の場合は、それぞれWindows 10 Fall Creators Update (バージョン1709)、Windows 8.1 Updateにアップデートしてからご利用ください。 ※アドミニストレータ権限(管理者権限)が必要です。 ※Windows RT/RT8.1には対応しておりません。 ●コンピューター オペレーティングシステムが稼働するコンピューター(PC/AT互換機のみ) ※Macintosh(Mac)には対応していません。 ●メモリー Windows 10/8.1/7 64bit版:4GB以上 Windows 10/8.1/7 32bit版:2GB以上 ●CD/DVD ドライブ CD-ROM が読み込めるドライブ ※起動用CDを作成するためには、書き込みに対応したドライブが必要 ●ハードディスク、SSD 各製品100MB以上の空き容量(本製品のインストール用として) ●その他 インターネット接続環境 ※Windows PE起動用ディスクの作成や、ドライバデータベースの作成、アップデータのダウンロードで使用します。この機能を使用しない場合は不要です。
■起動用CD(USBメモリー)から起動して使用する場合■ [パソコン完全抹消]は、作成したWindows PE 起動用ディスクや同梱の製品CDからパソコンを起動して、ハードディスクの抹消を行うことができます。 ※[ファイル抹消]の各機能は使用できません。 オペレーティングシステム ●Windows PEや製品CDから起動するため、コンピューターにインストールされているオペレーティングシステムに依存しません。 コンピューター ●インストールして使用する場合と同様 ※起動するには、コンピューターの設定変更が必要な場合があります。 ●メモリー ・製品CD(BIOS版) : 4MB以上 ・起動用ディスク(Windows PE) :512MB以上(ビデオメモリーと兼用の場合は1GB以上) ドライブ ●CD/DVD/BDで起動用ディスクを作成した場合、それぞれのメディアに対応したドライブ ※USBメモリーで起動用ディスクを作成した場合は不要。 その他 ●USBメモリーで起動用ディスクを作成した場合、USBから起動で きる環境が必要です。 ●ハードディスク/SSDを認識するためのドライバ ※ハードディスク/SSDが認識されなかった場合に必要です。
[Windows PE起動用ディスク]について ●Windows PE起動用ディスクを作成するには、インターネット環境が必要です。 ●Windows PE起動用ディスクをUSBメモリーで作成する場合は、1GB以上32GB以下のUSBメモリーが必要です。 ●Windows PE起動用ディスクは、起動するコンピューターと同じ環境(Windows 32bit/64bit)で作成する必要があります。 ●Windows PE起動用ディスクで起動した場合、ハードディスク/SSDの認識する順番やドライブ文字がWindows上とは異なる場合があります。 ●Windows PEは72時間後に自動的に再起動します。
[Windows PE版抹消について ] 作成したWindows PE 起動用CD/USBメモリーからパソコンを起動して、ハードディスクの抹消を行うことができます。 ●CDまたはUSBメモリーからコンピューターを起動するには、設定の変更が必要となる場合があります。 ●Windows PE 起動用ディスクの作成には、それぞれのメディアの書き込みに対応したドライブと、別途空のメディアが必要です。 ●USBメモリーで起動する場合は、USB から起動できるコンピューターであることが必要です。 ●RAID、SCSI環境で、Windows PE 起動用ディスクからパソコンを起動して使用する際、ハードディスク・SSDを認識させるためのドライバが必要となる場合があります。
[パソコン完全抹消]使用上の注意事項 ●お使いの環境や選択した抹消方式によっては、抹消が完了するまでに大変時間がかかることがあります。 ●抹消を行うハードディスクにエラーがある場合、ドライブ単位の抹消ができない場合や、全ての領域が抹消できない場合があります。 ●ダイナミックディスクは、ディスク全体の抹消のみとなりドライブ単位の抹消はできません。 ●マルチカードリーダーでメディアを抹消する場合、ドライブがすべて認識できない場合があります。 ●抹消する領域は、インストールして使用する場合はWindows上で、Windows PE 版を使用する場合はWindows PE 上で、BIOS版を使用する場合はBIOS上で、それぞれディスクサイズが正しく認識できている必要があります。 ●HPA(Hidden Protected Area)のリカバリー領域の抹消はできません。 ●抹消後のフォーマット機能は、ドライブ文字がついていないドライブや「未割り当て」領域、FDやMOなどのWindowsの「ディスクの管理」に表示されないドライブには対応していません。 ●複数のデバイス、ドライブを選択して抹消を行う場合、デバイス単位では最大10台、ドライブ単位では最大50個まで選択できます。
[SSDの抹消について] Secure Erase(SSD専用完全抹消)を行うには、内蔵に取り付けた状態での抹消はできません。パソコンからSSDを取り出し、SCSI/ATA Translationに対応したSATAハードディスク専用USB外付けケースに装着し、USB接続の上抹消する必要があります。検証済の対応ケースについては弊社ウェブサイトにて随時更新・ご案内しておりますのでご確認ください。 ●SSDの抹消は、SATA規格のSecure Eraseに対応したSSDで使用することができます。NVMe規格やSecure Eraseに対応していない世代が古いSSDの抹消はできません。 ●「Secure Erase機能」を行うには、SSDを内蔵に取り付けた状態での抹消はできません。パソコンからSSDを取り出し、SCSI/ATA Translatioに対応したUSBケースに装着しUSB接続の上、抹消する必要があります。 ●「Trim(トリム)機能」を行うには、SSDを内蔵に取り付けた状態でも使用することができます。ただし、Windowsが起動しているSSDに対してTrim(トリム)を行うことはできません。「Windows PE 起動用ディスク」を作成し、Windows PE上で「SSDの抹消」を起動して操作を行ってください。
[ファイル抹消]使用上の注意事項 ●お使いの環境や選択した抹消方式によっては、抹消が完了するまでに大変時間がかかることがあります。 ●ダイナミックディスク上のファイルを抹消することはできません。 ●512バイトエミュレーションを行っていない4Kセクター(4Kネイティブ)フォーマットのハードディスク上のファイルを抹消することはできません。 ●FD、CD/DVD/BD、DVD-RAM、MO、PD、テープメディア上のファイルは抹消できません。 ●ネットワークドライブ上のファイルは抹消できません。 ●iPod、iPad、iPhone、などのiOSデバイスやAndroidデバイス上のファイルは抹消できません。 ●他のアプリケーションによって使用中のファイル、システムにより予約または保護されているファイル、アクセスが許可されていないファイル、NTFSの機能(代替データストリーム、リパースポイント、スパースファイル)が施されたファイルなどは抹消することはできません。 ●暗号化されているファイルも抹消することはできますが、ディスクへの書き込みは暗号化されますので選択した抹消方式で規定された値での書き込みが行われません。 ●スケジュールを設定して抹消を行う場合、既に何れかの抹消が実行中の場合は、後から起動したスケジュールによる抹消は行われません。
[スラック領域抹消]について 「スラック領域(ファイルが占めるクラスターの未使用領域)抹消」では、以下のファイルは抹消できません。 ●起動中の他のプログラムによって使用中のファイル ●システムにより予約または保護されているファイル($で始まるファイル) ●アクセス権が設定されアクセスが許可されていないファイル ●NTFSの機能(代替データストリーム、リパースポイント、スパースファイル)が施されたファイル ●BitLocker(デバイスの暗号化)が有効なドライブ上に存在するファイル ●OneDriveで同期しているクラウドに存在するファイル
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