本ソフトの考え方、上手な使い方を説明します。
- 1.OS標準のスマートフォン管理機能
- 2.【PC母艦化機能@】スマートフォンのバックアップ/「SmartPhoneほいほい」の活用シーン
- 3.【PC母艦化機能A】簡易ブックマークによるPC連携
- 4.【PC母艦化機能B】スマホを音声メモにしてPC連携
- 5.【PC母艦化計画C】Youtube/青空文庫/語学教育などの動画/音声をスマホに転送
- 6.カメラ撮影画像のバックアップ/リカバリ
- 7.音楽のバックアップ/リカバリ
- 8.ボイスレコーダ/通話録音のバックアップ
- 9.連絡先(住所録)のバックアップ/リカバリ
- 10.電子メールのバックアップ/リカバリ
- 11.ショートメッセージのバックアップ/リカバリ
- 12.スマートフォンの機種毎の設定の相違
1.OS標準のスマートフォン管理機能
PCと接続するケーブルは2種類あります。「データ通信機能付きケーブル」を必ず使用して下さい。
Windowsには標準でスマートフォンの管理機能があります。
※MTP機能の付いている機器(スマートフォン,タブレット,デジカメ)でこの機能を使用できます。
※この機能はWindows7,8,10で使用できます。
このようにPCにディスクとして現れます。
この状態で簡単な操作は一通り出来ます。
ただし次の事はできません。
× 既存のアプリによるバックアップは出来ない。
× したがい自動バックアップが出来ない。
× [パソコン⇒スマホ]の自動転送が出来ない。
※手動によるコピー&ペーストは出来ます。
この結果、次の危険性が生まれます。
2.スマートフォンのバックアップ/「SmartPhoneほいほい」の活用シーン
バックアップ方法は自動と手動の2種類あります。
詳細な使用方法はPDFマニュアル(SP_Mnu.pdf)の4章と5章を参照ください。
これらの機材で使用できます。
「SmartPhoneほいほい」を使用するとケーブルを接続するだけでバックアップできます。
本ソフトはPCに接続して就寝する。
出社/帰社してPCに接続する。これだけで意識することなくバックアップします。
これで水没・紛失・故障による不慮の事故からデータを守ります。
本ソフトは通常権限でアクセスできるデータを一括でバックアップします。
root権限にあるデータはシステム保護が掛かっているためバックアップできません。保護の掛かっているデータは一度、通常権限でアクセスできるデータとして保存する必要があります。
3.【PC母艦化機能A】簡易ブックマークによるPC連携
詳細な使用方法はPDFマニュアル(SP_Mnu.pdf)の6.1章を参照ください。
4.【PC母艦化機能B】スマホを音声メモにしてPC連携
詳細な使用方法はPDFマニュアル(SP_Mnu.pdf)の6.2章を参照ください。
5.【PC母艦化計画C】Youtube/青空文庫/語学教育などの動画/音声をスマホに転送
5.1.音声情報のAndroidへの転送
Androidの場合は通常 [→ Music]に保存しています。
このMusicフォルダ再生したい音声ファイルをコピーしてください。
スマートフォンにインストールしているプレーヤで再生できます。
5.2.動画のAndroidへの転送
Androidの場合は通常は次のいづれかに保存しています。
[→ Music] ・・・・・・・・・こちらが当初の保存先と思われます。
[→ DCIM→Camera]・・・スマホで撮影した動画はここに保存される場合が多いようです。
[→ Download]・・・・・・・・ ブラウザでダウンロードした場合は普通はここに入ります。
上記のいづれかのフォルダに動画ファイルをコピーしてください。
スマートフォンにインストールしているプレーヤで再生できます。
入っているプレーヤが不明の場合はスマホのファイルマネージャを起動してください。
ファイルマネージャは端末の種類により異なります。お使いのファイルマネージャを起動ください。ここでは「ファイルマネージャ」という名前のソフトを使用します。
このように表示がでます。ここでは赤で囲んだところをクリックします。
このように動画を保存している各フォルダが表示されます。
フォルダを開き、ファイルを指定するとこのように紐付けしたプレーヤを使用するか聞いてきます。
このようにして再生できます。
6.カメラ撮影画像のバックアップ/リカバリ
Android(Ver7 ASUS Zenfone3)の場合、次のフォルダにカメラの撮影画像が所在します。
本ソフトはPCに画像を含むバックアップ可能な全データを保存します。
端末上のデータを削除/追加したい時は操作用のフォルダを操作してください。
LINEで撮影した画像は、[内部共有ストレージ→DCIM→LINE]フォルダとなります。
PCに保存したファイルはスマートフォンで不要な場合は削除してください。操作用のフォルダから削除すればスマートフォン上のファイルは消えます。復活させたい時はバックアップフォルダからここにコピーしてください。
7.音楽のバックアップ/リカバリ
Androidの場合は通常 [→ Music]に保存しています。
PCに保存したファイルはスマートフォンで不要な場合は削除してください。操作用のフォルダから削除すればスマートフォン上のファイルは消えます。復活させたい時はバックアップフォルダからここにコピーしてください。
8.ボイスレコーダ/通話録音のバックアップ
ASUS Zenfone3の場合は [→ callrecordings]に保存しています。
使用する。
使用しているアプリにより保存場所は異なります。注意ください。
PCに保存したファイルはスマートフォンで不要な場合は削除してください。操作用のフォルダから削除すればスマートフォン上のファイルは消えます。復活させたい時はバックアップフォルダからここにコピーしてください。
9.連絡先(住所録)のバックアップ/リカバリ
■バックアップ
Android上の本ソフトの支援ソフトを起動してください。
ワンタッチでバックアップできます。
ここで[バックアップ]ボタンを押します。
ここで[連絡先/SMSをバックアップする]を押してください。
次のようにバックアップファイルを作ります。
■リカバリ
Androidの場合、「連絡先」を起動します。
連絡先の画面が出たら設定をタップします。
連絡先の管理->インポート/エクスポート->スト レージからインポートを選んでください。
これでリカバリできます。
インポート、直訳すると取り込みとなります。これがリカバリとなり
ます。
10.電子メールのバックアップ/リカバリ
Androidの場合通常はGMailを使用します。
通常はIMAPと呼称する方式でメール管理しています。
IMAPとは送信データ/受信データはサーバ上に保存します。従い、スマートフォン上にはメールデータはありません。従い紛失/破損によりデータを失う事はありません。
ただしサーバに障害が起きたとき全データが消失するリスクがあります。従い、安全を考えて定期的にサーバからダウンロードしてください。
11.ショートメッセージのバックアップ/リカバリ
Googleドライブを使用する場合は前の9.1章を参照ください。
12.スマートフォンの機種毎の設定の相違
スマートフォンの設定は機種により異なります。
A.Androidのバージョンによる相違。
B.端末を製造する通信機メーカのカスタマイズによる相違。
従い、A+Bの相違が発生します。ユーザはこれを理解して使用ください。