物語の時代は現代。
しかしながら舞台となる寂れた温泉街は数十年前の日本の姿を濃厚に留め、
訪れる者にまるで時間の流れから取り残されたかのような印象すら与えます。
そんな片田舎の村で、住民が次々に神隠しに遭うという事件が勃発します。
しかし、警察の捜査は一向に進まず、たびたび起こる怪奇現象によってさらに被害が増すばかり。
事態を重く見た神社の退魔部隊は、事件解決のために3人の神職者を派遣しました。
妖怪共存派、妖怪撲滅派、そしてこの凸凹コンビの監視&調整役…。
こんな水と油のような面々が、協力体制を築けるわけがありません。
こんな状態で、果たして事件を解決することが出来るのでしょうか…?
本作は、巫女さんが妖怪で満ちたダンジョンを攻略して行く
ローグ系(※)RPGです。
プレイヤーは二人の巫女を操作してダンジョンに潜り、
神隠しの謎を巡って冒険を繰り広げます。
※ローグとは?
1981年に作られた、世界最初のRPGの一つです。
当時は凝ったグラフィックなどはなくダンジョンやモンスターも
テキスト文字で表現されていましたが、毎回ダンジョンを自動生成するシステムは画期的なものでした。
このシステムはその後、ディアブロシリーズや不思議のダンジョンシリーズなどに発展していきます。
ゲーム中、プレイヤーは二人のキャラクターを切り替えて使用します(序盤ではどちらか一人のみ使用します)。
嵐山いぶきは近接アタッカーで、高い攻撃力と防御力を誇ります。
対して雷道なずなはテクニカルファイター。
攻撃、防御ともいぶきに劣りますが、2マス離れたところから攻撃でき、さらに貫通能力もあります。
冒険の舞台となるダンジョンは毎回ランダムで生成され、
マップはもちろん敵やアイテム、罠の配置まで同じになることはありません。
また開始時点では何もなく、移動するにつれてマップが書き込まれていくため探索の気分を十分に味わえます。
マップ表示は3段階に変更可能です(画面は最大表示)。
本作では通常のRPGと同様、敵と戦い続けることで経験値を貯めレベルアップしますが、町に戻るとレベル1に戻されてしまいます(イージーモードを除く)。
そのため、いかに強力なアイテムを入手、あるいは精錬して作り上げるかがゲームを有利に進めるコツになります。
もちろん、ダンジョンの奥に行くほどレアなアイテムが出現するようになります。
難易度はゲーム序盤で3段階に設定できます(ゲーム途中で変更も可能です)。
イージーモードは誰でも簡単にクリアできるでしょう。
でも、ローグライクRPGの醍醐味を楽しみたいなら、
ノーマル以上でプレイすることを強くお奨めします。
なお、ノーマル、ハードでは戦闘不能にならなくても町に帰れば
レベル1に戻ります。
キャラクタは成長すると固有の技を会得して行きます。
技の使用には気力の消費が必要ですが、ピンチの時には大いに助けになってくれるでしょう。
覚えた技や気力は、町に戻ってもそのまま維持されます。
動作環境
CPU |
1GHz以上(2GHz以上推奨)
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OS |
Microsoft WindowsXP/Vista日本語版
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メモリ |
512MB(1GB以上推奨)
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ビデオカード |
DirectX9が動作するハードウェアでDirect3Dに対応したもの
(GeForce6以降、RADEON HD推奨)
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サウンド |
DirectX9に対応したもの
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ネットワーク |
オンライン機能使用時のみ、インターネットに接続された環境とユーザー登録が必要です。
(ゲームプレイ自体にネット環境は必要ありません) |