PDFをタッチで操作!ペンで入力! 紙と鉛筆の操作感を実現!
『瞬簡PDF タッチ -かんたん手書き入力-』は、タッチ操作と手書き入力に対応したPDF書き込みツールです。
タッチ操作で位置を決め、そのままシームレスにペンで手書き入力することができます。これにより今までになかった 「紙と鉛筆の操作感」を実現しました。
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手書き入力とタッチ操作
紙と鉛筆の操作性!
※この操作の利用にはタッチおよびペン両方に対応したパソコンが必要になります。
[ペン]ボタンを押した状態のとき、通常はタッチでもペンでも同じ、手書き入力の操作になります。
しかしタッチはスクロールやズームに、ペンは手書きに、というように別の操作を割り当てることができれば、ボタン切り替えをすることなく、タッチで位置決め、ペンで手書き入力することができるので非常に便利です。
例えば・・・
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左手で位置決め |
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右手で手書き |
シームレスな手書き入力
書きたい位置までスクロール、ズームして大きめに表示しましょう。
[ペン]ボタンを押して手書き入力します。

間違えたら消しゴムで消しましょう。

これを繰り返していきます。これまでの手書きアプリとは違い、手書きをするたびに確定することがありません。
好きなときにスクロールやページ切り替え、ズームを、好きなときに手書きや消しゴムを入れることができます。
※これらすべての操作はタッチ、ペン、マウスのいずれでも可能です。
タッチ操作
Windowsマルチタッチ対応のパソコンもしくはモニタ等機器があれば、フリック、ピンチイン・ピンチアウトと呼ばれる
タッチ独特の操作を利用することができます。
- フリック
指を「はらう」ように、指をスライドしながらすぐ離す操作です。
「はらう」強さに応じて速くスクロールします。
- ピンチイン・ピンチアウト
2本の指で掴むように指を近づけることをピンチイン、逆に指を遠ざけていくのをピンチアウトといいます。
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ピンチインで画面が縮小 |
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ピンチアウトで拡大します |
ペンと消しゴムの種類
ペンには普通のペンと蛍光ペンの2種類があります。

ペン先を変えたり、筆圧にも対応しています。
消しゴムには消したい部分だけを消す「部分消し」と一筆で書いた部分を消す「ストローク消し」の2種類があります。状況によって使い分けることが可能です。
書けまっせPDFテクノロジー
自動矩形認識
PDF上をクリックすると周りの矩形を自動認識して、矩形の大きさにテキストボックスや図形を作成します。
もう入力欄の大きさに合わせてサイズを調整する手間は必要ありません!
どんなPDFでも書き込み可能
書き込みロックがかかったPDFにも書き込むことが可能です。(読み込みロックがかかったPDFの場合はパスワード入力が必要です)
ドキュメント管理がシンプルに
保存すると、オリジナルファイル、編集情報ファイル、出力ファイルの3つが1つのPDFにおさまります。
煩雑になりがちなドキュメント管理がシンプルに!
このPDFは、瞬簡PDFタッチ以外のPDFリーダー(Acrobat/Adobe Readerなど)で表示すると、編集後の通常のPDFとして表示されますが、『瞬簡PDF タッチ』で開くと、編集中の状態として開かれます。
※ファイルサイズが通常のPDFよりも大きくなります。
設定可能なテキスト、図形・画像
「瞬簡PDFタッチ」では手書き入力の他に、下記のようにテキストボックス、各種図形、画像をPDFに追加することができます。
設定可能なパラメータには次のものがあります。
- フォントの種類、サイズ、色、装飾
- 文字列の方向、配置、桁割、余白
- 塗りつぶし色
- 不透明度
- 線の色、スタイル、太さ
クラウドサービス対応
2つのクラウドサービス、Evernote、Dropboxに対応しました。メニューの[名前を付けて保存]からコマンドを選ぶだけでクラウドへのPDF出力が簡単におこなうことができます。

動作環境
対応OS |
Windows 8 (x86/x64版 対応保証※)日本語版
Windows 7 (32ビット/64ビット) 日本語版
Windows Vista (32ビット/64ビット) 日本語版
Windows XP Home/Professional 日本語版
※本製品はWindows8(ARM版はのぞく)に対応することを保証します。Windows8上において致命的な動作不良が発生する場合、問題を修正して後日弊社Web上にて無料のアップデータを配信いたします。(ただし動作不良の原因についてMicrosoft側に責任が帰属する場合、対応できない場合があります)
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パソコン |
インテル x86系CPU(32 ビット/64 ビット)を搭載し、上記のOSが動作するパソコン |
必要メモリ |
上記OSが推奨するメモリ以上(※メモリ容量が多いほど快適にご利用いただけます) |
ハードディスク |
本製品のインストールに必要な50MB以上の空き容量 |
ディスプレイ |
SVGA(800×600ピクセル)以上の解像度で、HighColor(16ビット)以上が
表示可能なカラーディスプレイ |
ペンタブレット |
Microsoft.Inkに対応した市販のパソコン、ペンタブレットもしくはモニタ等の機器。※
WindowsXPでは筆圧は非対応になります。
※対応機器がない場合でもマウスによる手書き入力は可能です。(筆圧は非対応) |
タッチ |
Windowsマルチタッチに対応した市販のパソコンもしくはモニタ等の機器。またWindows7以降のOSが必要です。※
※対応機器、OSがない場合でもマウスによる操作は可能です。 |
その他 |
TWAIN対応のスキャナーを使用することができます。 |
制限事項
扱えるPDF データの制限
- PDF1.3〜1.7仕様準拠のPDFを扱うことができます。ただし、PDF1.7のパッケージ形式(複数のPDFファイルをひとつのPDFファイルとして扱う)には対応しておりません。この形式のPDFを読み込む場合、メインのPDFファイルのみを表示します。
- 独自の描画エンジンを使用してPDF を表示します。このため表示結果はAcrobat/Adobe Reader などと全く同じにはなりません。
- PDF保存・印刷時の制限SeparationとDeviceNのカラースペースを使用したPDFは、元と異なった色で表示される場合があります。
- 塗りつぶしパターン、シューディングパターン(グラデーション・メッシュなど)の一部には対応していません
- 透明、半透明が正しく再現されない場合があります。
- レイヤーには対応していません。グループ毎に可視、不可視を選択することは出来ません。全て表示されます。
- フォーム、JavaScript、アーティクル、XMLデータ、一部の注釈などのPDFの付加的情報の表示および読み込み/書き出しはできません。
- サウンド、動画、3D 等の表示および読み込み/書き出しには対応していません。
文字の表示について
- 埋め込まれていないフォントは利用環境に導入されているシステムフォントを使って表示します。システムに存在しないフォントは自動的に別のフォントに置き換えて表示します。
- まれにテキスト情報の不備などの理由で置き換えができない場合があります。
- Macintosh 用CMap の83pv-RKSJ-H、90pv-RKSJ-H は、一部の縦書き用文字が横書き用で表示される場合があります。
- 文字が表示されていても、線画で描画されており、フォント情報を使わない(テキスト情報をもたない)ものがあります。その場合、文字の選択やコピーは出来ません。
PDF出力・印刷時の制限
- PDF出力では必ずペンが蛍光ペンより前面に表示されます。よってペンの上に蛍光ペンを重ねた場合、画面上での表示とPDF出力結果は一致しません
- 印刷を行う場合は、画面に表示されている描画データを使用してプリンタに出力します。このため出力された結果が元のPDFとは異なる場合があります。
- PDFに文字や図形を上書きしてPDF出力する場合は、元のPDFファイルを背景に埋め込んで保存します。しかし、パスワードで保護されたPDFは埋め込みができないため本製品の描画データを使用してPDFに出力します。このため文字検索や抽出ができなくなる場合があります。また、出力するPDFが元のPDFと異なったイメージになる場合があります。PDFに出力するときのPDFのバージョンが、元のPDFのバージョンよりも低い場合も同様の処理が行われます。
- 『瞬簡PDF タッチ』からプリンタなどへ印刷するときに、プリンタの種類によっては透明効果(PDFの透明効果や、ラインマーカー、背景色の透明指定など)が再現できない場合があります。その場合は、PDFファイルに出力し、Adobe Readerなどのツールで印刷を行ってください。
PDFのセキュリティ設定
- 文書を開くパスワードで保護されたPDFは、正しいパスワードを入力しないと読み込みできません。
PDF編集時の制限
- 挿入できる画像ファイルは、BMP、GIF、JPEG、WMF、EMF、PNGの6種類です。
- 『瞬簡PDF タッチ』の画面表示において、フォント中にグリフ(字形のデータ)が存在しないにもかかわらず、Windowsが画面に文字を表示(代替表示)してしまうことがあります。こうした文字は画面表示通りに印字できず、PDF保存したものも文字の表示はできません。
- 矩形認識機能は画像には対応しておりません。よってスキャナ等で紙を読み込んで作られた画像のPDFは、矩形認識に失敗します。